透明なきもち

25歳広告業 タイムカプセルをあけた34歳広告業

腕時計

わたしには、ずっと大切につかっている時計があります。SEIKOのピンクゴールドの小ぶりな腕時計で、文字盤にこまかなダイヤモンドがついているもの。プレゼントしてくれた人はまだ学生でした。学生としては高価なもの。それを、「ずっと身に着けてくれるとうれしい」と、わたしにくれたのでした。

 

それ以来、学生のときも、社会に出てからも、通勤も休日も、ずっといっしょにいました。(この前、針がとうとう動かなくなってしまってオロオロしてロフトの時計屋に駆け込んだら「ソーラー電池だよ」といわれて今更ながらに性能を知った、そんな健やかで頑丈な時計なのです)

 

でも、あまり使いこみすぎても息切れしちゃうものなんだと、この前の革鞄事件でみにしみたので。次は、毛色がちがうこの子もすてきだなと思っています。

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白くうすい文字盤のふちに、金の線が細くうっすらとひかれている。そして、腕にまかれる黒の革ベルトが上品。みた瞬間、すてきで少し溜め息がでました。

 

じいっと時計をながめる、真夜中。日曜日でした。